アスコルビナーゼ ~ ビタミンC破壊酵素
手作り食に良く使う、にんじんやキュウリ、キャベツには生のままだと
ビタミンCを破壊する酵素
アスコルビナーゼ(ビタミンCを酸化して還元作用(活性酸素を除去する能力)を失わせる酵素)
が含まれているそう。
しかもこのアスコルビナーゼはすりおろしたりジュースにしたりと
細かくして組織が空気に触れると活発に働く性質を持つらしく
一緒に入れた食品中のビタミンCの破壊はおろか空気に触れる時間が
長くなると自身のビタミンCまで破壊するらしい。
なのでヒトがジュースにしたりする場合は単体で、しかも原則として
すぐに飲まないといけないらしい。
手作り食でニンジンやキュウリを生で使う場合って大体はすりおろしたり
細かく刻んで使う事が多くなるであろうからちょっと気配りが必要なよう。
(特にきゅうりはビタミンCを破壊するアスコルビナーゼが豊富)
滅多に猫に単体で食べさせようなんて事はないと思うし
ヒトと違って猫はビタミンCを合成できるけれども
せっかくの栄養素が破壊されるのは困る。
で気配りとしては加熱、酢やレモン、油、塩などにも弱いそうなので
猫の嗜好に合わせて工夫したらよいと思う。
もちろんヒトならともかく猫に過剰な塩は使えないけど。
ちなみににんじんって生でも体を冷やさないらしい。
<アスコルビナーゼが含まれる素材>
にんじん、キュウリ、キャベツ、カリフラワー、メロン
かぼちゃ、とうもろこし、バナナ、りんごなど
参考サイト:
*アスコルビナーゼに注意
*ビタミンCが苦手な酵素アスコルビナーゼ
*ニンジンの部屋